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zoom RSS 報道統制、気象庁とNHK(下)

<<   作成日時 : 2014/10/11 03:27   >>

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 天気予報の放送命令文・・・と聞くと、さきごろ終わった朝ドラ『花子とアン』の場面を思い出す。花子がラジオのおばさんになって、子どもニュースを放送するシーンだ。戦前、戦中、ラジオ放送ニュースは子ども向けでも、一字一句政府(逓信省)の事前許可通りに話さなければならなかった。

気象庁の天気予報は戦前の検閲以上

 戦前、ニュース放送は一字一句政府(逓信省)の許可通りでなければならなかった・・・ことを『花子とアン』が教えてくれた。うかつだった。新聞は、軍部による事前検閲がよく知られていたが。放送は無形のもので、流れてしまえば終わりだから、事前に決めた文章を読むことを徹底させたのだろう。
 現在の天気予報や台風予報など気象情報の内容は、気象庁が用意した発表文を読み上げるだけ・・・、つまり戦前の放送統制そのままを気象庁はやっているとも言えるのである。
 花子は、1941年12月8日、日米開戦と同時に直接軍が放送局に現れて、放送を支配するのに直面し「ラジオのおばさん」を降りた。

NHK局内は息苦しくなっている?

日刊現代が取り上げた、元NHKの看板プロデューサーだった永田浩三氏へのインタビュー記事から引用させていただくと・・・・、

■現役職員には言論の自由がない
 NHKの現役職員には言論の自由がないのです。朝日新聞では、池上彰さんの記事をいったん載せないと判断した時、多くの現役記者がツイッタ―で「おかしい」と発信しました。朝日では世の中に自由に発言できる記者がいますが、NHKにはそういう制度はない。堀潤さんがNHKの原発報道批判をつぶやいたことで結果的にアナウンサーを辞めることになりましたが、NHKでは広報が了解しないと、職員が個人的に取材を受けることも、集会で一市民として発言することも許されていないのです。

――それは昔からですか?
 昔はもっとおおらかでしたね。50年代の水俣病事件では、チッソを相手に闘う患者支援団体「水俣病を告発する会」の先頭にNHK職員が立っていました。当時に比べると、今は非常に息苦しくなっています。
 そんなNHKの中にあって『花子とアン』は、静かに報道統制の危険さをさりげなく、しかし雄弁に語りかけてくれた。

 安倍政権になって、放送局内の統制は戦前並みに統制されてしまったように見える。それでいて、その運営費用は私たちが強制的に支払わされている。言論と関係ないように見られがちだが、気象庁による統制をみれば、この国の政府が報道をどのように扱おうとしているかが、よくわかるのである。(2014.10月)

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